富士スピードウェイ

住所 : 静岡県駿東郡小山町中日向694

全長
4,563m
コース幅
15m~25m
直線
メインストレート :
約1,475m
公式予選
9月7日(土)
本選
9月8日(日)

予選

9月7日(土)

天候:曇り   路面:ドライ   気温:25℃   路面温度:32℃(予選開始時)

公式練習結果

1位 / ベストタイム1’32.422

公式予選結果

7位 / Q2タイム1’33.062

  雨の可能性が高い予報の週末だったが、この日は曇り空ながら雨が降り出すことはなかった。そして今回も、1号車は最初のセッションから速さを発揮する。朝9時から開始された1時間50分におよぶ公式練習では、まず本山選手がステアリングを握りセットアップを進め、終盤に関口選手とスイッチ。その関口選手は予選シミュレーションを行った終盤、最後のアタックで1’32.422を鮮やかにマーク。堂々のトップを記録した。

  午後になっても曇り空は変わらなかった。午後2時15分、予想より気温、路面温度がかなり低くなったコンディションの下でQ1がスタート。最初に動きだしたのは1号車だった。今回、Q1を担当するドライバーは関口選手。先頭を切ってコースインした関口選手は2周のウォームアップ後、3周目に最初のアタックに入り1’33.461をマークすると、次の周回は1’32.683と、さらにコンマ8秒程削る。そして期待通りにトップに立つと、Q2進出を確信しピットイン。その後終了間際に一台がこれを上回り、2位でQ2担当の本山選手にバトンが渡された。

  Q1終了から約30分のインターバルをはさみ、Q2が開始された。本山選手を乗せた1号車はQ1と同様に開始から約5分後、8台のマシンの先頭でコースインしていく。そして2周のウォーミングアップを経て、3周目からアタック開始。3周目のタイムは1’33.062と、わずかに32秒台に届かず、翌周のタイムに期待がかかる。しかし4周目も1’33.114とタイムアップはならず、そのままセッションは終了。この結果、1号車は7位で第6戦の予選を終えることとなる。しかしながら、この日の1号車の最速タイムはポールのタイムとほぼ互角。決勝での逆転優勝を充分期待させるポテンシャルを見せた。

決勝

9月8日(日)

天候:曇り時々雨   路面:ドライ/ウェット   気温:25℃   路面温度:34℃

フリー走行結果

2位 / 1’44.958

決勝結果

7位 / 1h54’04.441

  決勝日は予報通り、朝から雨模様。午後の決勝も、雨となる可能性が強くなった。前日は一度もレインコンディションとならなかったため、いずれのチームも朝の30分間のフリー走行時に急遽、レインセッティングを固めていく。1号車はそんな状況でも前日に続き、速さを見せた。本山選手から関口選手へとドライバーを替えセットアップを進めた結果、本山選手が中盤にマークしたタイム1’44.958は2位。この時点で午後の天候は確信できなかったが、どちらに転んでも1号車の決勝でのパフォーマンスが高いであろうことは確信できた。

  フリー走行後、一転して雨は一旦止み、路面は急速に乾いていった。そして決勝開始時刻の午後2時には、完全なドライにまで回復。しかし上空には新たな雨雲が接近し、レース中に再び降り出す可能性を感じさせながらフォーメーションラップがスタートした。7番グリッドの1号車は今回、本山選手がスタートドライバーをつとめた。クリーンなスタートが切られたオープニングラップから序盤は上位の順位変動はほぼなく、本山選手も7番手をキープしながらチャンスを待つ。1号車のレースペースは良く、6位のマシンの背後から離れることはなかった。そして迎えた10周目、大きなチャンスが訪れた。1コーナー先で、5位と6位のバトル間にGT300のマシンがからむ。この瞬間を本山選手は逃さなかった。本山選手はこれを利用して、鮮やかに2台まとめてパス。1号車は一気に5位まで浮上する。

  さらに20周目にセーフティカーが入り、隊列が整いピットイン可のサインが出されるとほとんどのマシンが一斉にピットイン。今度はピットクルー同士の勝負となる。隊列が整った後ということでタイム差が少なかったため、ここで大きく順位は変動。その結果、トップでピットロードを抜けてきたのは1号車だった。ピットクルーの完璧な作業に加え、本山選手の燃料セーブテクニックが給油時間を削ったことも大きかった。

  セカンドスティントをドライブする関口選手はその後、チームと本山選手が築いた実質トップのポジションを、後続の猛攻を受けながらも決死の走りで守り抜く。ところが35周目、1号車にドライブスルーのペナルティが掲示。リスタート時の違反をとられてしまった。リスタート後間もなかったため後続とのタイムはまだ少なく、ここで一気に11位まで後退。しかしマシンと関口選手の速さは衰えることなく残り周回を全開でプッシュした結果、1号車はスタート順位の7位まで追い上げ66周のチェッカーを受けた。今回も優勝こそならなかったが、開幕から6戦連続ポイント獲得という強さを見せた。