鈴鹿サーキット

所在地 : 三重県鈴鹿市稲生町7992

全長
5,807m
コース幅
10m~14m
直線
メインストレート : 800m
西ストレート : 1,200m
公式予選
8月17日(土)
本選
8月18日(日)

予選

8月17日(土)

天候:晴れ   路面:ドライ   気温:36℃   路面温度:48℃(予選開始時)

公式練習結果

1位 / ベストタイム1’52.622

公式予選結果

9位 / Q1タイム1’53.721

  例年通りの猛暑に見舞われたこの日、朝9時20分より開始される2時間の公式練習は、タイヤが重要なカギを握るであろう本番のレースに向け格好となるドライコンディションで行われた。1号車はまず本山選手がドライビングを行い、7月のテストでのデータをもとに着々とセッティングを煮詰めていった。そして後半は関口選手が出走。最後の10分間の専有走行では予選シミュレーションを行い、ラストラップで関口選手は1’52.622のトップタイムを鮮やかにマーク。最高の出だしを見せた。

  こうして1号車による2戦連続ポールの期待がさらに高まった中行われた公式予選。午後を迎えさらに気温、路面温度ともに上昇した2時15分からのQ1は予想外の展開となった。わずか15分間のセッションながら開始からアタックに出るマシンは一台もなく、路面温度が高いことでいずれもワンアタック、もしくはツーアタックで勝負。開始5分過ぎに2台がコースインするとさらに2分後に全マシンがコースインし、アタックを開始する。1号車も関口選手がここでコースイン。ややコース上が混雑した状況の中でのアタックとなる。関口選手は3周のアタックを行い、ラストアタックではセクター最速をマークするなどで実力の片鱗を見せるが、トータルでのベストタイムは1’53.721に留まり9位。Q2進出の8位以内に食い込むことができず、1号車は9番グリッドから決勝に挑むこととなった。なおQ1のトップタイムは1’52.694。1号車が公式練習でマークしたタイムがこれを上回っていることから、非常に惜しまれる公式予選となった。

決勝

8月18日(日)

天候:晴れ   路面:ドライ   気温:34℃   路面温度:47℃(予選開始時)

フリー走行結果

4位 / 1’55.483

決勝結果

8位 / (173周)5h56’58.994

  前日に続く好天に恵まれた鈴鹿サーキットは、朝から猛暑の片鱗を見せていた。朝8時30分から行われるフリー走行では開始時に小さな雨雲が上空を通り微量の雨が落ちてくるも、路面には影響なし。午後の長い闘いに向け、各マシンは入念にリハーサルを行った。1号車は本山選手が7周、関口選手が6周を走行し最終調整。本山がマークしたベストタイムはクラス4位となり、9番グリッドからの挽回を大いに期待させた。

  暑さがピークを迎える午後12時30分、173周1000kmにわたる過酷な闘いがいよいよスタートを切った。レース距離と燃費から計算すればおおよそ4回のピットイン、5スティントが予想される今回のレース、1号車のスタートドライバーは本山選手がつとめた。長いレースということでスタート直後にありがちの激しいバトルは見られず、序盤は各マシン様子見といったところ。順位の変動は少なかった。本山選手も9番手スタートからしばらくは順位キープに徹するが、10周目を過ぎたあたりからペースを上げ反撃開始。18周目にシケインで巧みなオーバーテイクを見せ8位に浮上すると21周目、22周目、24周目にも順位を上げ、一気に5位まで追い上げた。

  1号車は33周目に最初のピットインを迎えると、ここでまたもひとつ順位を上げることに成功する。代わった関口選手はその4位を、第2スティントの間守り続けた。そして67周目、セーフティカーが入ったことでレースは大きく展開を変える。1号車はここで2度目のピットインを敢行。全マシンが2度目のピットインを終えた後、判断良く最初にピットインしていた1号車は一気にトップへと躍り出た。74周目にレースはリスタート。第3スティントをドライブする本山選手は1号車の本来の速さが活かせるポジションにつけたことで、ここから徐々に2位との差を広げにかかる。ところがトップ浮上の幸運もつかの間、2度目のピットインの際に違反行為があったとして1号車にピットストップのペナルティ。

  今度は10位に後退という不運に見舞われる。だが、それでも挽回のチャンスが100周近くも残っているのが1000kmレース。その後本山選手はベストラップを叩き出すなど猛プッシュし前との差を詰めていくと、103周目から引き継いだ関口選手が第4スティントでひとつ順位を上げ9位。最後の5スティントはまた本山選手にバトンが渡り、ここで8位まで順位を上げ1000km、173周にわたる闘いを終えた。1号車は開幕から5戦連続となるポイント獲得を果たし底力こそ見せたが、初優勝はまたやも持ち越しとなった。